活動報告

明成高等学校インターアクトクラブ

明成高等学校インターアクトクラブ

 

◆提唱クラブ 仙台泉ロータリークラブ 

◆年間活動目標

 明成高等学校IACは、インターアクト宣言の具現化を目指し、設立当初から地域「産官学民」 連携による食環境デザインプロジェクト「リエゾンキッチン」を推進しています。地域の伝統的な 食文化資源を活用した「食の学び」を実践しながら「地域づくり」に取り組んでいます。東日本大震災発生後からは、被災地域の復興に向けた取組として活動を進めています。今年度地域の食文化をテーマに下記のプロジェクトを進めました。

 

活動報告

<明成高校インターアクトクラブが進めた二つの基本活動>

『インターアクトクラブガイド』に記載の二つの活動内容「学校や地域社会のための活動・国際理解をめざす活動」に対応する活動を計画。ここ数年間は、以下A・B二つのプログラムを基本的かつ重点的 活動として取り組んでいます。

   A 学校や地域社会のための活動:「浦戸諸島における白菜の採種文化の保存活動」

     東日本大震災が発生した2011年の秋から津波被害のあった浦戸諸島野々島にて約百年間継承されてきた「白菜の採種文化 の保存活動」に取り組んでいます。今春も浦戸野々島に白菜の花が咲きました。

   B 国際理解をめざす活動:「白菜を通した日韓食文化交流(仙台白菜キムチフェス)

     駐仙台大韓民国総 領事館との連携で津波被災農地での仙台白菜栽培や震災被災者を招いた「日韓草の根のキムチフェスティバル」を計画・実施しながら日韓の交流を推進してきました。新型コロナウイルスの影響で、開催が見送られたため。新たな生活様式に対応できる国際交流活動を検討し、韓国関係団体と連携して白菜の栽培活動から取り組むキムチ交流に取り組みました。仙台市の国際姉妹都市の韓国・光州広域市にある光州自然科学高等学校との学校間交流については、今年10月オンラインでの実施を準備しています。

 

過去の活動紹介 及び これから展開していきたい活動

クラブ設立当初からインターアクト宣言の具現化を目指し、一貫して地域との連携による食環境デザインプロジェクト「リエゾンキッチン」を推進してきました。これからも時代応の地域課題に応じた食の学び活動に取り組んでいきたいと思います。